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コツコツ節の歌詞
お月さんでさえ 夜浴びなさる
サンヤーリアコツコツ
年は若うて 十三七つ
よしておくれよ 雲がくれ
アーコツコツ
春の野に出て 七草摘めば
サンヤーリアコツコツ
露は小妻に皆濡れかかる
よしておくれや 鬼あざみアーコツコツ
波も静かな屋形の船で
サンヤリャーアーコツコツ
主の頭文字 水面に書けば
憎い小鮎が 袖濡らすアーコツコツ
春の月隈 月影踏んで
サンヤーリアコツコツ
主を待つ間を木陰に寄れば
よしておくれよ 花が散るアーコツコツ
コツコツ節の背景と唄い方
大分の日田地方に伝わるお座敷唄です。小唄風のメロディは民謡好きな女性にファンが多いです。日田は水郷と知られており、夏になると鮎の解禁となり三隅川は漁師や観光客で賑わいます。屋形船を繰り出して接待する宴席では水郷の情緒を楽しみながら芸妓の声がゆらりゆらりと流れいきます。
この唄のポイントは「アーコツコツ」は、色気を交えて、声を吐き出すようにして粋にうたう。
オーバーになるといやらしく聴こえる。う~ん難しい^^
これくらいの歌い方が丁度よいかもしれません。
ゴンちゃんの母(87歳)が歌っています。上手ではないけれど、声に張りと艶がありますよ。