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長崎浜節の歌詞
浜じゃエー 浜じゃ網(あみ)曳く 網(つな)を曳く
陸じゃ小娘の 袖を引く
今宵エー今宵とまりの 港に入れて
波も静かな 舵まくら
沖のエー沖の三ツ瀬を 白帆がとおる
あれはオランダ 懐かしや
沖のエー沖の瀬のせの 七瀬のあわび
竿で届かぬ 見たばかり
わしがエーわしが生まれは 高島生まれ
明けの六つから 鯛を釣る
長崎浜節の背景と唄い方
歌詞は漁師がうたったように見えますが、そうではなく昭和の初めに長崎に公演された初代中村雁治郎の演目「住吉踊り」にヒントを得た、土地の郷土研究家古賀十二郎という人が作詞をして、丸山遊郭の売れっ子芸妓愛八の節付け(作曲みたいなもの)で作られたお座敷唄です。
お座敷唄なので、鼻声的に少し丸みをもたせた唄い方、つまり「つやっぽく」うたいましょう。
唄と踊り方がわかる動画を紹介します。