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一世を風靡した博多の花柳界は大正10年頃に徐々にさびれはじめた頃に、景気回復策の一環として花柳界に新しい唄を作ろうということになって誕生したのが正調博多節。この歌詞の元になっているのは「博多節」の元曲である「天狗さま」ですが、歌詞は一般募集から選ばれたものです。曲名は博多節を区別するために正調博多節となり。粋な節回しに魅了される愛好者が増えて全国的に唄われるようになっています。こちらも正調博多節大会が地元の福岡で開催されています。
正調博多節の唄い方
一般の民謡のように歌うというよりは、語りかけるような口調で唄います。芸妓さんが唄うので、ちょっと艶っぽく、抑揚をつけてしっとり唄いましょう。
正調博多節の歌詞
博多へ来る時や 一人で来たが
帰りや人形と 二人づれ
博多帯締め 筑前絞り
歩む姿が 柳腰
博多人形に 思いを込めて
贈る私の 胸のうち
操縦縞 命も献上
堅く結んだ 博多帯