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万才くずしは、佐賀県伊万里市に発生した座敷唄です。
伊万里は江戸時代から焼き物の産地として栄え、伊万里港には全国から焼き物の買い付けに人が集まりました。大量買い付けしてくれる常連さんを酒席に招いて、もてなしの場で唄ったのが始まりです。
九州出身の民謡歌手の大御所、渕英詔(ふち・えいしょう)さんがレコード化して、一躍有名になった九州の代表的なお座敷唄です。
万才くずし歌詞
御代も栄える 千代に八千代に
万々才のご繁盛
(エイエーエン コリャアイエンナー
コリャ ソーダ ソーダ)
めでためでたの 若松様よ
枝もまた栄えて 葉も繁る
(エイエーエン コリャアイエンナー
コリャ ソーダ ソーダ)
表に門松 背戸には背戸松
明け行く空に 鳥の声
(エイエーエン コリャアイエンナー
コリャ ソーダ ソーダ)
鶴の一声 幾千代までも
末はまた互いに 共白髪
(エイエーエン コリャアイエンナー
コリャ ソーダ ソーダ)