「一押し二金三男」という諺がある。
昔は色町で遊ぶ男たちの間でよく使われたいたらしい。
つまり色町で遊ぶならお金を持っていない男は男ではない。
芸妓に持てない男と言うことだろう。
わかりやすく言えば、男ぶりだけで「一押し二金」がないのを「色男カネと力はなかりけり」だ。
いまは「色男より稼ぎ男」の方を選ぶ女性が多いぞ~!!
ということで、僕ら爺ちゃんには孫がいる(僕はまだいない)。
孫と言う曲ができるくらいだから、さそや可愛いのだろう。
孫とお爺ちゃんの関係だが・・・
まだ孫が物見知りしないうちは、可愛いくて可愛くて仕方ない。
爺ちゃんからみれば、自分の血を引いた三世ということで、愛情を注いでやればいい。
盆暮れには、ちょこっとしたお小遣いをあげれば、それで間に合っていた。
ところが、孫が幼稚園、小学校、中学、高校となっていくにつれて、お小遣いの金額も右肩上がりになる。
この年代の孫を相手にするとなると、先ほど書いた「色男カネと力はなかりけり」の現実が待っています。
孫は、お爺ちゃん、お婆ちゃんはお小遣いをくれるか?の選別をする。
いや、うちの孫に限ってそんなことはないと思うのは自分ばかりだ。
現代っ子は、「お金」がないと楽しく遊べない。
お金を持ってないと仲間もできない。
孫は孫で厳しい現実を生きろうとしている。
お小遣いをくれない、お金を持ってないジィバァは用がないことになる。
孫が最近来てくれないとなれば、それはわかるね?
濃い血で繋がっているはずだが、お金には勝てない。
悲しいかな、お金を持ってないと縁も切られる・
少しでも孫の期待に応えるためにも、自分たちももっと楽に暮らすためには年金にプラスの余得が欲しいものだ。
そうして、もう一花咲かせようということでパートアルバイトに精を出す。
稼いだお金が孫へと流れていく。
そんな老後は送りたくないね。
健康でおられるうちは、仕事もがんばって稼いでおかないと、残りの人生は楽しくない。
頑張ろうぜ~!!