稀勢の里、奇跡の逆転優勝!
メイクドラマを演出!
稀勢の里は14日鶴竜に負けて2敗となって、大関照ノ富士に1差をつけられていた。
しかし、稀勢の里はあきらめなかかった。
僕は、この逆転優勝は、稀勢の里が用意周到に練り上げた作戦勝ちだと思う。
千秋楽の本割。
誰もが、照ノ富士に一方的に負けると思っていた。
しかし、勝負は下駄を履くまでわからないというが、正にその通り。
では、稀勢の里の作戦は何かというと、自分は左が使えないが、相撲は足腰で取る基本通り、左肩以外の元気な部位がある。とりわけ鍛えられてきた重い足腰をフルに生かそうという作戦。
照ノ富士は元気といえ、膝は完治していない。なので、スピードにはついてこれないはず。
ならば早く動き回って、土俵際で逆転するという筋書きを作り上げていた。
そして本割。
左に変化して、右を使うことを意識しながら、相手の出方を待っていた。
予想通り、前に出てきた照ノ富士。
土俵際まで後退しながら、相手の足が流れてきたところを判断して、膝の悪い、照ノ富士の足が流れるように作戦通りの土俵際での突き落とし。
そして決定戦、
勝ちを焦る照ノ富士の心理状態を読み透かして、双差しを許し
相手が出てくるところを土俵際で小手投げ。
心技体が充実した稀勢の里に「あっぱれ!」
同じ、誕生日だけに、僕の喜びもひとしお!
男泣きしたヨ~。さあ乾杯、乾杯!!