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からめ節の歌詞
(ハドッコイ ドッコイ ドッコイナ)
田舎なれども 南部の国は
西も東も 金の山
(ハドッコイ ドッコイ ドッコイナ)
「からめてからめて からめた黄金は岩手の花だよドンドと吹き出せ」
(ハドッコイ ドッコイ ドッコイナ)
金の牛コに錦の手
俺らも曳きたい 曳かせたい
「からめて からめてしっかりからめて 握った手綱うっかり離すな」
(ハドッコイ ドッコイ ドッコイナ)
金が出る出る 白銀黄金
鉄も鉛も 赤銅も
「ハァどっしり掘り出せ お国名物ドンドと掘り出せ」
(ハドッコイ ドッコイ ドッコイナ)
からす鳴く鳴く とこやの屋根で
お山繁盛と 鳴くからす
「ハァどっこい千両 どっこい万両」
(ハドッコイ ドッコイ ドッコイナ)
からめ節の背景と唄い方
金の産出地であった旧南部では産金を公儀に献上している時代に唄われたようです。「からめる」とは、」掘り出した、金、銀、銅を選別する作業のことで、当時の金山奉行が女性たちにその所作を踊らせたのが、「からめ節」または「金山踊り」と呼ばれています。
この唄の出だし「田舎なれども~」は、南部牛追い唄と同じですが、メロディーは真逆ですね。三味線、笛、太鼓が鳴り響き、(ハドッコイ ドッコイ ドッコイナ)と軽快なリズムにのった盆踊り唄風に唄います。