愛犬は犬種や大小に関係なく人間同様に健康に注意しないといけません。
そのために病気を予防するために必要なドッグフードの選び方食べ方についてまとめています。
毛ヅヤが悪くなったりしない?
ワンちゃんの毛ヅヤが急に悪くなると「なんかの病気かな?」と心配になりますよね。「犬の毛並みは体調を表す」という言葉があるように、もし毛並みが急に悪くなったらそれは愛犬からのヘルプサインかもしれません。
そもそもなぜ毛並みが悪くなるの?
犬の毛並みが悪くなる理由は「食事」が関係しています。良質な毛と皮膚はタンパク質と脂質からできていますが、毎日に食事からこれらを摂取できなかった場合、不足して毛並みが悪くなってしまいます。
「毎日ちゃんとドッグフード食べてるけど?」と疑問に思われがちですが、実はドッグフードの中でも毛並みを良くしてくれるものとしてくれないものはハッキリと分かれています。
わが家で飼っている子も1歳前後で急に毛並みが悪くなったのですが、もともとスーパーで買える安いドッグフードを食べさせていたのを、ちょっとお高いフードに変えただけでみるみる毛ヅヤが良くなっていきました。フードを変える前は散歩中の飼い主さんに「すりゴマかけるといいよ」「シャンプーを2日おきにするといいよ」などアドバイスされて試してみたのですがパッとせず、フードをグレードアップさせる方法が一番効果的でしたね。
単純に高いドッグフードを食べさせればいいわけではありませんが、高いフードほど高確率で良質なタンパク質と脂質が含まれていますから、変えてあげるだけで毛並みが整っていくようです。
涙やけを改善
涙やけを原因の多くは「ドッグフード」と言われるぐらい関係性が強く、良いフードに変えるだけで涙やけを治すことができるとも言われています。安いドッグフードには添加物が多く含まれており、この添加物が涙やけを引き起こすと言われています。
涙やけの対策法としては
- ドッグフード
- 涙やけができた部分を洗浄
の2つが主ですが、洗浄はその場限りの改善であり、ドッグフードは根本的な改善をすることができます。
即効性で言えばシャワーやティッシュで綺麗にしてあげる方がいいですが、毎日洗ってあげる必要があり非常に手間がかかります。
いつまでも涙やけができてしうようなフードでは他の病気も引き起こす原因にもなってしまいますので、早めに別のドッグフードに変えてあげましょう。
【選ぶときのポイント】
- 高タンパク高脂肪ではない
- 添加物不使用
肝臓の数値型高い犬には
肝臓の数値が高めのワンちゃんにはドッグフードにも気を付けてあげる必要があります。フード選びのポイントは
- 添加物があまり含まれていない
- 脂肪分が多くない
の2つ。肝臓は毒物を処理したり、脂肪を分解したり、体に良くないものを体外に排出するために毎日忙しく働いています。肝臓の数値が上がればそれだけ肝臓の仕事が多くなってしまうので、上記のポイントを満たしたフードを与えることで肝臓を休ませてあげることができます。
ホームセンターに売っているフードは添加物をたくさん含んでいるものが多く、脂肪も多いです。生まれつき肝臓の弱い子なんかは簡単に数値が上がってしまうので、食事では無添加・低脂肪を心がけましょう。
心臓病を予防するには
小型犬、老犬は心臓病になりやすくなるべく塩分控えめなフードの方が安心ですよね。
特に左側の弁がきちんと閉まらなくなる「僧帽弁閉鎖不全」に関しては、ポメラニアン、チワワ、ペキニーズ、トイ・プードル、ボストンテリア、ミニピン、キャバリア、マルチーズ、ヨーキー、パピヨン、シーズ、ミニチュアダックスがなりやすいというアメリカの研究データもあります。
あくまでも確率の問題なので必ず心臓病になってしまうわけではありませんが、おやつや手作りフードを与えすぎずに、ドッグフードだけに絞っておくと安心です。
犬の1日に必要なナトリウム量(塩分)は体重1kgあたり50mgと言われています。
2~3kgが平均的な小型犬なら100mg~150mgが適正ですし、10kgを越える大型犬なら500mg以上の摂取量が必要となります。
ドッグフードを食べなくなった
今までと同じドッグフードをあげていたのに急に食べなくなってしまうことってありますよね。犬用のササミとかビーフを混ぜてみても、そこだけを食べて肝心なエサは食べてくれない…みたいな。
体調が悪そうだと病院げへ連れていけば解決しますが、おやつならがっついて食べるようであれば単純に好き嫌いをしているだけということが考えられます。
実はワンちゃんはとても賢いですから、一度美味しいものを食べてしまうとドッグフードを食べなくなることがあるんですよね。
特に人間が食べるものはドッグフードよりも味が濃いですから、もし人間の食べ物を与えた経験があるのであれば、それが原因かもしれません。
食べなかったらすぐに片づける
ドッグフードを食べなくなった時に一番効果的なのが食べないならすぐに片づけるということ。
出して10分経っても手を付けないのであれば思い切って片づけてしまいましょう。
ドッグフードにふりかけなど何も混ぜない
「そのままじゃ食べてくれないから」「おやつを混ぜた方が食いつきがいいから」といった理由でドッグフードに別のものを混ぜる方も多いかと思いますが、あまりおすすめできません。
ワンちゃんは食べなければ美味しいご飯が出てくると覚えてしまい、そのままのドッグフードをどんどん食べなくなってしまいます。
食べないとお腹を空かせてかわいそうですが、人間と違って2~3日食べなくても問題ありませんから根くらべが大切です。
何かを混ぜてしまうと犬の欲求がエスカレートしてしまうので、グッと我慢しましょう!
他のドッグフードに変えてみる
他のドッグフードに変えてみるのも一つの工夫。あまりコロコロ変えすぎるのもいけませんが、ワンちゃんによっては食いつきが違うのも事実。
これまでスーパーで買えるような安いドッグフードを買っていた人は添加物が少ない健康に良いドッグフードに乗り換えるチャンスでもありますね。
また、一つのドッグフードだけを食べさせているとアレルギーや過剰摂取になることも考えられますので、フードローテーションで2~3種類のエサを数週間おきに変えてあげるのもおすすめです。
わが家でも7ヶ月を過ぎたころからご飯を食べなくなり、獣医さんから「年齢的にも食欲が落ち着く時期です」と言われ、「タイミング的にも」と思い新しいドッグフードを探したのですが、カナガンに変えてからはペロッと完食してしまい、あの時の君はどこにいったのって感じです(笑)
関節炎を予防
子犬は関節が弱いことが珍しいことではありませんし、高齢なワンちゃんは関節炎になることも多いです。
人間でも高齢になると骨が弱くなってしまいますが、ワンちゃんでも同じことが起きてしまうんですよね。
それから肥満も関節を悪くする原因の一つ。
引き締まった体を作ることが関節サポートの手助けとなります。
【関節を強くする成分】
- グルコサミン
- コンドロイチン
どちらも聞いたことある成分なのではないでしょうか?
シニア向けのサプリメントで含まれていることが多く、骨を強くしてくれます。
人間でも犬でも骨ができる仕組みは変わりませんから、摂取することで強くて丈夫な骨にしてくれます。