学生時代やサラリーマン時代に、とんと縁がなかった「予習」「復習」
起業してからは、収入ゼロだと即命どりになるからか失敗をしても、その失敗から学び次に活かすことで復習や予習の大事さが身にしみた。
50過ぎてから時間にも余裕ができてきたので、色々な趣味にチャレンジしているが、まったくのゼロから始めるだけに、これもまた予習・復習が大事。
習ったことは時間をおかずに復習。そしてレベルアップするために予習。
練習当日は師匠の指導に新たな気づきをもらい、終わってその日に復習。
同じことを繰り返し繰り返しやっているだけのようだが、その日、その日の体調や気持ちで微妙に違っているのだろう。
あれ?この前は上手にいったのに、今日はどうして?となる。
良い状態を常にキープするために、苦手なことでもそれを克服しないと上手になれない。
ギターの場合はコードを覚えて弾くのに面倒くささがあったし、どうみても左手5本の指が師匠のように広がらない、早く弦移動ができない、オルタネットができないと思い込んでいた。
でも毎日、毎日指を動かしておればできるようになってきた、おかげで左手と右手の大きさが違うのも「予習・復習」の成果かもね。
お芝居にしても与えられた役を演じ切るためにも、その台本には関係ない映画やドラマの役者の動きやセリフの言い回し、日常の人々の動きなどを観察するのも予習。
そういえば、先週の民謡のレッスンでお師匠さんが、少し聞きやすくなったと言われた。唄が少し安定してきたらしい。
お稽古の時の録音を何度も聞きながら、注意された箇所を唄いなおす。
どうしてこの音が出ない?出すには声を引くか、出すか、上を向くか、前を向くか、下を向くか、お腹のチカラの入れ具合など、どんな方法があるか?
できない自分に腹が立つときもあるが、少し成果が見えてくるのを楽しみに待っている自分がまた面白い。
「予習」「復習」・・・人生最後までこの繰り返しだな。