今日、2月18日(土)~21日(火曜)まで小倉で映画ロケ。
ロケ地は大手企業の工場内。
衣装合わせや台本読み
相手役の女優さんとの顔合わせを兼ねて、出演者が揃っての衣装合わせや、台本読み。
映画の撮影は1コマ1コマ丁寧に撮っていくので1シーンを撮り終わるまで時間がかかる。
今回は工場で働く職人さんの役柄で、懐かしい北九州弁での台詞も多く、ほぼ全編通して出演。
まずは、作業着に着替えて、本番に備えて、ベテランの職員さんから作業を学びんで実技。
僕の役が、この工場のベテラン職員さんだから、それらしく上手に見せないといけない。
最初は緊張したが、プラモデル作りの経験が役に立って、無難にできた。
まさかこんな場面で役に立つとは、なんでもやっておくことです。
この工場には、なんとコンビニやレストランがあってビックリしたのですが、それより工場で働いている人みんなが明るいくキビキビと動いているのに感心しました。
この後は場所を移動して衣装合わせや台本読み。
台本読みは、出演者の声色(声のトーン)で台詞の雰囲気が違ってくるし、シーンごとの演技にも影響するので、台本読みは重要。
台本に限らず、歌詞もそうだし、一字一句を丁寧に読みながら、その台詞の全体の雰囲気や相手役の感情も考えていく。
そうして役作りができていくのだが、こういう映画の経験ができるのはありがたい。
ロケ現場は毎日が、入りは始発電車、帰りは最終電車
なので睡眠時間も3~4時間だった。
ロケ初日、2日目は、工場内で撮影。
3日目、4日目は旦過市場や、三郎丸市民センター陶芸教室、居酒屋、風の橋などで撮影。
地元の人たちのがエキストラで協力いただき、ロケの合間の交流を温めた。
近年、小倉は映画ロケ地としても人気も高く、先日は、水谷豊の相棒の撮影も行われた。
相手女優は、金子さやかさんが僕の部下役で出演。
金子さんは、NHKドラマや、映画、CMなどに数多く出演しており、その実績は十分で今回の映画の主役にもピッタリだった。
金子さんとも現場で話す機会も多く、役作りや台詞の言い回しなども聞けて非常に勉強になった。
ロケが終わって毎回思うことだが、あのシーンの演技はあ~しておけばよかった、こうしたほうがよかったかなと、いい映画作りの期待に応えられる俳優になるためにも反省や思うことが多い。
趣味のプラモデル作りでやっていたエアブラシ塗装が、実際の実技に役立ったのも意外だった。
また陶芸シーンを撮るにもロケに入る前に陶芸教室にも通って経験したおかげで撮影もスムーズにいった。